と、言うわけで、少しずつ戻ってきております。見にいらしてくださった皆様、どうもありがとうございます。
なんというのか、ごたつく時にはあらゆる事がごたつくもので、昔の人のいうことはそれなりに正しいのだなあと、妙に納得する次第。降れば必ず土砂降り。雨降って地かたまる、と返してくださったconjuntoさんには感謝でいっぱいなのだけれども、固まる前に土砂崩れを起こしそうな、地盤のゆるい人生であることを実感する日々。
私の家系はどうやら潰瘍もちの傾向があるらしく、私自身ごくごく軽い潰瘍を患ったことがある。たいした自覚症状の出ないほどの軽い潰瘍で、後になって他の検査の時に、「あ、最近潰瘍になってましたね」といわれて気が付いた始末なのだけれども、その当時の、あるやなしやの軽い自覚症状に似たものを、最近また感じ始めた。
胃が硬い。とにかく硬い。石でも入っているようにごろごろする。
わき腹の背中側が痛い。
胸や心臓がどきどきするのではなく、胃がどくどくと脈打つ。
理由もなく寒気がする。
いやですわ~。きっと今回も前回同様にほうっておけば治るのだろうとは思っているのだが、なまじ「これってまた潰瘍なのかしら」と考えてしまうのが、やっかいだ。病は気から、というコトバ、かなりどうかと思うことが多いのだが、今回の私の場合に限っては、「これってヤマイかしら」という「気」が悪い方向に作用しているような。何も知らなきゃ「疲れてるみたいだから休もう」で、それ以上くよくよ考えずにすみそうなものなのだが、しかし、知っていること、習ってしまったことを忘れるのは、難しい。これってフェミに限らず、イデオロギー批評というのか、カルスタというのか、その方面全般にかかわるテーマでもあるわけだけれども。
それにしても、久しぶりの授業で学生数人から「先生、やせましたよね」と言われたのが、ショック。っていうかさ、この歳になるとやせないのよ。「やつれる」の。スマートにならずにね、げっそりするの。
「先生えらくやつれましたね」と言わないでくれた学生のやさしさなのかしら。そうよね。そう思っておこう。